地下トンネル探検隊


まずはレンガの不思議。
HTBでは、面積の小さい方を上にしてレンガを積んでいる。レンガに落ちた水はその下の土壌へと染み込み、地中のバクテリアが浄化した水が大村湾に流れ込む。
町並みの不思議。
ホテルアムステルダムの屋根には突起物がある。オランダでは間口で税金が決まるため、狭い間口の家が多い。荷物を屋内に入れるための滑車を取り付けるため突起物が。荷物が壁に当たらないように微妙に前にせり出している。

バスに乗り込み、エネルギープラントへ。 環境に配慮して天然ガスをもやしている。奥が発熱ボイラー。手前がガスタービン装置。これ一台で500軒分の電力が賄える。この装置が全部で3台あった。園内の照明は明るさを少し押さえた50ルクス。この明るさ、実は女性が一番きれいに見える明るさとか。恋人とHTBに来るなら夜がいいかも!?なんて話も聞きました。

共同溝内の配管図。高さ2.5m、幅3〜6m、全長3.2kmの長方形の筒の中に上下水道、配電線、通信ケーブルがまとまって通っている。そのため、HTBには電線や電信柱がない。 こちらは配電線、通信ケーブル。

こちらは水道系。上の方が上水と蒸気の配管。下は冷水。浄水場から園内に行く系統と、その反対の系統の2本づつになっている。 紫のシールがはってあるのが下水。緑色は中水。中水とは浄水場で処理された水で上水ほどきれいではないが、下水ほど汚くない水。トイレの洗浄水に利用することで環境保全を図ることができる。

淡水化プラントの建物。大村湾の水から飲料水を作るためのプラント施設。実際には逆浸透膜装置を使い、海水から真水を作る。 下水処理場。園内のお風呂・トイレ・食器洗浄などで出た汚水を浄化する。

前処理槽。見た目にも汚い。 2次処理槽。エアレーションしながら好気性バクテリアによって水浄化を図っている。前処理槽よりもきれいになっているのが目で見てわかりました。

ガイドのおねえさんが写っています。環境グループの方だそうです。浄化槽は奥に行くほど処理された水になっています。 3次処理した後の水。前処理槽とくらべると格段にきれいになっています。

こちらはタンク型の処理装置。砂や活性炭で水をろ過して浄化します。 更に高度処理するための施設。限外ろ過装置で処理しています。

エネルギープラントの建物の中に飾ってあったボード。浄水は九電工の担当のようです。 見学した浄水処理の過程を図式化したものです。

ここまでしか撮影する時間がなかったです。